AO入試


各大学のAO入試について説明します
AO入試とは
近年、大学入試に新しい方式の入試が導入されました。
それは、AO入試という方法です。
ちなみに、AO入試とは「Admissions Office試験」の略です。

AO入試とは、出願者の自分自身の人物像を学校側が学校の信念や理想像と照らし合わせ、その学校に相応しい人間かどうかを判断し、合否を決めるという特殊な入試方法です。
これまでの入試は学力を試す為のテキスト形式の試験の得点が大きなウエイトを占めていたのに対し、AO入試では志願理由書、面接による学校側の印象が重視される事になります。
よって、AO入試とは、個人個人のパーソナリティーを重視した試験という事になります。

AO入試の発祥は、アメリカ、カナダ、イギリスといった英語圏です。
大学にとって有益となり、尚且つ受験者にとってもよりよい環境の場を提供できる方式として既に確立されています。
日本では1990年に初めて採用され、現在では約600校が採用している試験です。

この試験方式は、当初は「事なかれ主義」「右へならえ」の日本人にはあまり向いていないと言われていました。
しかし、個性尊重の風潮が強くなってきたバブル崩壊後において、大学側にとっては個性を伸ばすという意味で非常に大きな宣伝になり、学生にとっても、自分の目指す方向性の大学に入りやすくなるという両者の利点が一致した為、当初の予想以上に浸透し、現在も急速に普及しています。

AO入試は、通常の入試とはまた違った利点があるのです。

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