AO入試


各大学のAO入試について説明します
AO入試の面接対策4
AO入試の面接では、協調性や指導力といった、個ではなく集団内における振る舞い方、存在感の出し方なども見られます。
これは特にグループ面接を採用している大学で重視されます。
AO入試は個性重視と言われますし、実際そういった面が強く出されていますが、大学と学生個人との結びつきの中には、大学内における学生の在り方というのは非常に重要で、大学での生活が団体、集団によるものである以上、協調性は決して軽視できません。

また、指導力があるかどうかというのは、人に物を教えるというより、リーダーシップの面での評価が一般的です。
自分の意見を通す一方で、周りの意見も軽視せず、うまくまとめられるかというところも、大学としては見ておくべき項目として挙げています。

AO入試の意義は、事なかれ主義の撲滅にあります。
しかし、回れ右はダメという事と、協調性が必要ない、ということは全く繋がりません。
集団の中で己を磨く以上、周りとの適応は必須です。
その為に、面接では受験者同士に討論させたり、話し合いをするよう求めたりするところもあります。

受験者同士はまず面識がないので、初対面の人ばかりと話し合いをする事になります。
こうなった場合、まず見られるのが積極性です。
尻込みする生徒はあまり好まれないでしょう。
我関せずの態度は論外です。
そういった話し合いの場にはリーダー的役割で議題について積極的にまとめる人が必要なので、それを名乗り出る人には好印象が与えられます。
もちろん、能力が備わってないと逆効果ですが。

協調性は、いかに人の話をしっかり聞き、それについて適切な意見を述べられるかが見られます。
自分の意見だけをガーッと言って終わり、他人の話には耳を傾けないというようでは、自己中心的と思われ、協調性のない人間だと判断されるでしょう。

自分自身の協調性をしっかり確立しておかないと、こう言う場では苦労する事になります。

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