AO入試


各大学のAO入試について説明します
AO入試の面接対策2
AO入試の面接では意欲が重要と記しましたが、では具体的にどのような受け答えが良いとされるのでしょうか?
例えば、志望動機は確実に質問されますが、これに対してどのように答えることで、この学生は熱意がある、と思わせる事ができるのでしょうか。
それは、予備知識です。

単純に「こういった経験があって、これがきっかけでこの大学を選びました」というのも、それは立派な理由です。
しかし、大学は日本に数多くあります。
その大学を選んだ理由を突っ込んで聞かれると、少々困った事になるでしょう。
切羽詰って「家に近いから」と答えようものなら、熱意がないと思われてもしかたありません。

こういった場合、まずその大学のカリキュラムや教育方針、アドミッション・ポリシーに言及するのが望ましいでしょう。
その大学の良い部分、共感できる部分を挙げ、それと自分の理想がいかに一致しているかを克明に説明する事ができれば、「おお、この生徒は本当に我が大学に入りたがっているな」と思ってもらえる事は間違いありません。
なにしろそれは、その大学でなければならない明確な理由なのですから。
そして、AO入試の意義そのものなのですから。

自分自身のアピールについても、具体的な発言が必須です。
例えば、面接官はわざと意地悪な質問をしてくる事があります。
「この分野はあまり得意ではないようですね」などといった言い方をしてくる場合もあります。
そういった時は、言い訳する必要はありません。
「はい、苦手でした。ですので、現在それを克服しようと邁進しています」と、正直に答えましょう。
もちろん、正直である事が重要なので、実際に努力していなければなりませんが。

AO入試は、熱意と誠意が重要です。

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