AO入試


各大学のAO入試について説明します
AO入試の面接2
AO入試には、個人面接とグループ面接があります。
個人面接は、受験者1名に対し、複数の面接官が対応するという形式です。
その一方、グループ面接は、受験生3~6名、面接官2~4名で行われるケースが多いようです。

沢山の受験生を一度に見るので、時間は個人面接よりも掛かります。
ただ、一人に対して集中的な質問がされる事はなく、同じ質問を全員に答えさせるという方式が取られます。
これが曲者です。

個人面接は、面接官とのやり取りだけですが、グループ面接は他の受験生の受け答えも聞く事になります。
これが予想以上のプレッシャーを生むのです。
特に、答えるのが後の席になってしまった場合、相当な精神的な疲労を覚悟しなければならないでしょう。

グループ面接の場合、面接官は確実に受験生同士の比較を行います。
この質問に対し、この学生はこう言う反応を示し、こう答えた。
次の学生はそれに対しこういった反応で……という風に、一番最初に受け答えする生徒を基準に、他の生徒についての検討が行われます。
これも、相当なプレッシャーになります。

グループ面接の怖いところは、周りに左右され、自分のアピールがぶれてしまったり、周りに埋もれてアピールが十分に行えない可能性がある点です。
自分より前の答える人が素晴らしい回答をした場合、どうしてもプレッシャーは掛かります。
また、比較される以上、自分の回答がどうしても貧相なものに聞こえてしまいます。
そうなると、印象はとても悪いです。
AO入試では、特にそういった面が見られます。

AO入試は、なめて掛かると痛い目にあうのです。

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